LOVEARTHの取り組み
本校では、本年度より本格的に環境教育の取り組みをスタートさせましたが、この基本コンセプトは「学び、考え、行動する」、「家庭との連携による〝共育と共学〟」です。この校長通信で何度もお話しているとおり、環境教育については単に知識を学べば終わりということではありません。このような考え方に立ち、実際の行動に結びつけるということを最重点として、これまで環境講座の開催や林間学舎、郊外学習といったさまざまな活動を推進してきました。また、環境をテーマに取り組んだ先日の文化祭では、高校3年生が主体となって自主的に徹底したゴミの分別を行ないました。また、PTAの保護者の皆さんが中心となって、制服のリユース運動を推進していただきました。私もできるだけ全校朝礼では環境に関するテーマで話をするようにしていますし、学園全体としても先日「環境連絡協議会」が発足する等環境の取り組みは徐々に広がりを見せ始めています。
このような動きの中で、今回、来年度の北海道への研修旅行にカーボンオフセットを導入することにしました。これは、旅行期間中に排出するCO2を算出し、これを相殺するために必要な自然(風力、太陽光、バイオマス等)エネルギーを間接的に購入するというもので環境に配慮した旅行ということになります。そして、この自然エネルギー購入の証明として、グリーンエネルギー認証センターから「グリーン電力証書」が発行されることになりますが、西日本の学校では本校が初めての採用になります。今回の採用にあたっては、「LOVEARTH~エコでええこと、ええとこへ心に響く旅を~」ということで、旅行代理店からトータル費用の削減をはかる等多大の協力をいただきました。心より感謝申し上げます。