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京都文教中学・高等学校の皆さんをお迎えして

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  9月18日(木)、京都文教学園中学・高等学校の先生21名が来校されました。同学園は幼稚園、小学校、中学校、高等学校、短期大学、大学、大学院を擁しており、創立されたのは1904年です。実に100年以上の歴史を有している名門で、仏教精神に基づく人間教育がベースになっています。校訓は「謙虚にして心理探求、誠実にして精進努力、親切にして相互協同」であり、謙虚な心、誠実な姿、親切な行為により、世に尽くす人となれと謳われています。事前に同校のホームページを開いてみましたが、人間教育に注力されている学校としての特色が随所に見られました。特に樋口和彦氏による礼拝(らいはい)の内容は素晴らしいものがあると感じました。聞くところによると、本日は新しく赴任された宮本修校長先生の指示で、全教員が大阪、兵庫、奈良・和歌山の3地区に分かれてそれぞれ2校ずつ学校を訪問され、それぞれの良いところを学ばれているとのことです。
  私は挨拶の中で、「本校は学校改革を始めたばかりであり、貴校に学ばせてもらうことの方が多いように思う。学校はともすると前年踏襲型になり、変化への対応が迅速に行なえないということになりがちである。従って経営という視点を持つ、創立の精神の体現をはかる、戦略構築を行ない中期の視点を持つ、良循環型の経営を目指す、PDCAをまわす、開かれた学校づくりを目指す、クレームを恐れない、という姿勢が大切である。」ということを話しました。口で言うのは簡単ですが、これらを実践していくことは簡単ではありません。
本校も他の良いところを積極的に取り入れていかなければと思っています。