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高校2年生対象進学講演会の開催

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  10月8日(水)、駿台予備学校から西 昭広先生を講師としてお招きし、高校2年生および保護者を対象とした進学講演会を開催しました。高校2年生にとっては、丁度高校3年間の中間点にあたり、まさにターニングポイントということになります。これからはいよいよ高校生活の後半ということになりますが、最も重要になるのが「自らを見つめ将来の進路を考える、その上で大学への進学を考える」ことです。
  生徒向けには、始業式後に約1時間にわたり、大学受験をめぐる情勢の変化、本年度の大学入試の振り返り、大学入試の内容、入試までのスケジュール、学習計画のポイント、模試の利用法などについて講演していただきました。キイ・ワードは「入れる大学より入りたい大学」です。この理解を深めるために、本校の校是の一つである「高志」や創立の精神の中にある「社会に役立つ」という言葉を引用され、志を高くもって努力を続けることの大切さを訴えられました。
  午後からは、保護者向けの講演会を実施しましたが、平日にもかかわらず多くの方にご参加いただき熱心に耳を傾けていただきました。多少時間的な余裕もあったため、受験生を持つ保護者としての心構えや注意点などについてもユーモアを交えてお話いただきましたが、受験生に対してこのように接すると良いというマニュアルはないようです。受験のプレッシャーは誰もが感じていても、その現われ方は千差万別、誰一人として同じではありません。ある家ではうまくいくやり方も、別の家では混乱の原因になったりすることもあります。まず本人の様子をよく見守り、家が本人の「気持ちよく帰る場所」になれた時が最も良い姿なのかも知れません。
  現在、社会で活躍している人は常に高い目標にチャレンジし、例え失敗することがあっても諦めずに再チャレンジし、最終的には目標を達成するというという行動パターンが身についています。最近の若者は粘れない、諦めが早い、安易な道を選ぼうとすると言われますが、大学受験は人生における節作りであると前向きに受け止めて大いに努力していって欲しいものです。