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高校3年生保護者会の開催

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  4月18日(土)午後、学園講堂において高校3年生(52期生)の保護者を対象とした学年懇談会が開催されました。早いもので生徒達が高校に入学して既に2年が経過し、いよいよ本格的に大学受験に向けての取り組みが始まることになります。これまではまだ時間があるとのんびりと構えていた生徒達も高校3年になって進学に対する意識は自ずと高まってきているようです。しかし、一方で不安や焦りが生じてくる時期でもあります。
  本日の懇談会の趣旨は、保護者の皆さんに、これからの大学受験に向けてのスケジュールや留意事項についての理解を深めていただこうとするものです。そのため、学年、進路指導部が中心となって詳細にわたって説明を行ないました。また、キッズ・コーポレーションの下村啓介氏より「奨学金」についてのお話をしていただきました。私は学園のPTA協議会に出席のため、すべてに参加することはできませんでしたが、冒頭の挨拶で次のような話をしました。
  〝大学受験は生徒達のこれからの人生にとって大きな意義を持つことになると思います。自分なりの目標をしっかり持って、その達成に向けて努力する姿勢を身につけることは必ず将来役立つことになります。希望する大学の学部に進学するという最終ゴールを目指すのはマラソンレースと同じであり、途中でいくつかの到達ポイントを設定することが必要です。生徒達はこれから何回かの模試を受けることになりますが、この結果に一喜一憂しないことが大切です。過去の受験生の状況を見ると、早くスタートし、目標を切り下げず最後まで粘った人が志望校に合格しているのに対し、学校の授業をおろそかにしていた人や途中で目標がころころ変わった人はほとんど失敗しています。受験は個人戦のように思われがちですが実際は団体戦であり、家族の温かい支援や励ましが必要です。是非家庭と学校が連携をはかることにより生徒の夢をかなえてあげたいと思っています。〟
  今年の高校3年生は、コース制を導入した最初の学年になります。先生方も通常の授業はもとより補習や勉強合宿等の計画も自主的に検討してくれていますが、これらの熱い思いは生徒達に伝わっていると思っています。これから最終目標に向かって全員で力強く取り組んでいきたいものです。