部長主任会議の開催
4月20日(月)、本年度最初の部長主任会議を行ないました。この会議のメンバーは管理職と分掌長、学年主任、経営企画室長で、毎週月曜日に開催し、学校全体の重要事項について審議することにしています。今年からは会議の運営方法を改め、経営企画室長に事務局をお願いすることにしました。
会議の冒頭にあたって、私は次のような話をしました。
〝①私学をめぐる環境は少子化に加え、経済状況の悪化、公立校や他の私学の改革等が重なり非常に厳しくなってきているが、雲雀丘学園としてのしっかりとしたスタンスを持って取り組んでいきたい。
②皆さんの努力で学校は大きく変わりつつあり、外部からも徐々に評価され始めてきているが、これはあくまで期待値であり実績が伴っている訳ではない。これから真の意味での実力をつけ、実績を高めていくことが大切である。
③教育活動にあたっては〝生徒に視点をあてる〟ということを基本に取り組みたい。難しく考えないで〝生徒のためになるのならやる。ためにならないならやめる。〟という姿勢が必要である。
④皆さんはそれぞれの仕事の責任者としてリーダーシップを発揮していただきたい。分掌や学年の中で色々な意見があるということを他の人に伝えているだけでは、いつまで経っても結論が出ないということになる。
⑤日々の仕事で大変だとは思うが、各部署の責任者である皆さんは最低20パーセントは学校全体のことを考えて積極的な提言や行動をお願いしたい。〟
現在、本校においては引き続き学校改革を進めていますが、さまざまな課題を解決していくためにはスピードが必要です。何事も十分に検討せず決定するという〝拙速〟では困りますが、学校の場合は一ヶ月の遅れが一年の遅れに繋がることになります。〝今年は無理だから来年度から〟といって先送りすることがよくありますが、生徒達にとってはこの一年を先に延ばすことはできません。
我々教職員は〝将来社会で役立つ人材を育てる〟というゆるぎない志を持って取り組んでいきたいものです。