« 危機管理の強化~中高緊急連絡網の整備 | メイン | 危機管理の強化~学校行事の見直し »

平成21年度 第1回慶應義塾大学SFC連携講座の開催

H21.5.30慶応高大連携講座1.jpg H21.5.30慶応高大連携講座2.jpg
  5月30日(土)、平成21年度第1回慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部との連携講座を開催しました。本講座は2004年度からスタートし今年で6回目を迎えることになりますが、両学部長をはじめ教授の方に直接講義を担当していただくことによって、大学学部で学ぶ「学問の概要」と「学ぶことの意義」を伝え、学問に対する関心や探求心の高揚に資することを目指しています。
  今回は総合政策学部学部長の阿川尚之様にお越しいただき、「SFCの概要・理念および入試について」というテーマでお話しいただきました。参加者は生徒、保護者、学校の教職員を含め約60名です。
  SFCというのは湘南・藤沢キャンパスの頭文字をとったものです。両学部は1990年に設立され来年で20年を迎えることになりますが、日本の大学で初めてA・O入試を導入したことでも知られています。そして、本校からはこれまでこの連携講座を受講した生徒達の中から8名の生徒が入学しています。
  阿川学部長からは、最初に慶応義塾大学の創立の経緯や福沢諭吉氏の生い立ちの紹介があり、続いて〝本学は創立151年という長い歴史と伝統を有しており、全国的に社会で活躍されている方が数多くおられる。SFCで自分の頭で物を考える力を養い、将来社会で役立つための勉強の仕方を学んで欲しい。〟という趣旨の話がありました。予定の1時間半はあっという間に過ぎましたが、この間生徒達は熱心に阿川学部長の話に耳を傾けており、通常の学校の授業では得られない貴重な経験をしたのではないかと思っています。
  慶応義塾大学の特色は「独立自尊、実学の精神、半学半教」であり、官の力ではなく、民の力で世界を変えることを目指している素晴らしい大学です。これから7月まで更に2回本講座が開かれることになっていますが、“自らの進路は自ら切り拓く”という思いで積極的に取り組んで欲しいと思っています。
  阿川教授には、ご多用中のところ生徒達のために有意義なお話をいただき心より感謝申し上げます。