大型連休を終えて
5月6日(水)、本日で3日から始まった4連休も終了しました。テレビのニュースを見ていると、この休みを利用して帰省や旅行等をされた方も多かったようですが、私は万一の新型インフルエンザの発生に備えて遠出をせずほとんど自宅の周辺で過ごしました。
現在、日本の食料自給率は40パーセントしかありませんが、世界の人口がますます増加していく中で将来食料が不足してくるのは間違いありません。「このままではまずい、農業政策を改革しなければいけない」といくら主張していても、現状が好転できるものではありません。国民一人ひとりが身近なできることから行動に移すということが大切です。
そのため最近はわが家でも食料自給率改善の取り組みの一環として、食生活の改善と食料の自家自給率・地産地消率を高めるということを始めていますが、この休みにはこのためのさまざまな活動を行ないました。まず農園で昨秋に植えつけておいたさやえんどうの採取を行ないました。昨秋に植えつけた時にはどれだけの収穫があるのか心配していましたが、予想外の量を収穫することができました。また家の周囲に自生している〝蕗〟や〝三つ葉〟を使っての「佃煮」や「お浸し」、夏みかんのマーマレード、山菜である蕨(わらび)の煮物等も作ってみました。よく見ると身近にも食材はあるようです。これらの取り組みは全体から見るとごくわずかな試みにしかなりませんが、一人ひとりが自らの食に関心を持ち、工夫をすれば食料自給率の改善に繋がるのではないかと感じています。