« 授業力を高める | メイン | 新型インフルエンザへの対応 »

志望理由書・小論文 合格ポイント講座の実施

090516ktsr.jpg

  5月16日(土)、学習研究社 学力開発事業部の岡田眞奈美氏を講師にお迎えし、「志望理由書と小論文の書き方」についての指導講義をしていただきました。受講者はAO入試や公募推薦入試の受験を考えている約50名の高校3年生です。
  昨今、国公立・私立を問わず大学においてもさまざまな改革が進んできていますが、入試に対する新たな取り組みの代表的なものにAO入試や公募推薦入試と呼ばれるものがあげられます。AO入試はもともとアメリカの「アドミッションズ・オフィス(Admissions Office)」という機関が行っていた経費削減と効率性を狙いとした入試ですが、大学において4年間意欲を持ってしっかりと勉強してくれる学生を求める手段として次第に定着してきました。そして、選考にあたっては小論文と面接が中心になっています。つまり、この入試の特徴を挙げると「従来にない選択方法」「多様な入試の実現」「受験生の個性の掘り起こし」ということになります。
志望理由書や小論文は志望の思いを「意欲」や「まじめさ」という形でいかに伝えるかがポイントになりますし、小論文の作成にあたっては世の中のトレンドやさまざまな課題についての情報を把握しておくことが大切です。
  生徒達は1時間あまり、岡田先生の話しに真剣に耳を傾けていました。AO入試への登録は6~9月頃に志望動機や自己PRを記入して提出し、9~10月に予備面接が行われ、11月中旬には合格発表されるケースが多いようです。まだまだ時間は十分ありますので、これからしっかりと準備をして受験に臨んで欲しいものです。