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高校2年生保護者懇談会の開催

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  6月1日(月)、全学年のトップを切って、高校2年生の保護者懇談会を開催しました。本校では、5月~6月にそれぞれの学年単位で保護者懇談会を実施していますが、今年は新型インフルエンザに伴う臨時休業のため多少遅れがちになっています。
  本日の主なテーマは2週間後に迫った〝修学旅行〟と来週から始まる〝定期考査〟でしたが、約7割の保護者に出席いただきました。
  冒頭、私は頭文字をとって三つのK(危機管理、環境に対する取り組み、共育・共学)について話をしました。
  ①危機管理に関しては情報を迅速かつ正確に伝達することが何よりも大切ですが、現在本校には電話による連絡網しかありません。今回の新型インフルエンザに対してもこの連絡網で行ないましたが、内容が正確に伝わらないとか連絡できないといったことも散見されました。これを防ぐためにNTTデータのシステムを導入することにしました。詳細は本日、お子様達を通じてプリントを配布させていただきます。
  ②本校は環境教育に注力していますが、環境に配慮することは人に対する優しさや思いやりの気持ちを育てることに繋がります。環境問題の大きな柱は「食料」「水」「エネルギー」ですが、今回の修学旅行においても、これらの切り口を中心とした研修内容にしています。また、高校の新校舎には太陽光パネルの設置や屋上緑化、雨水の利用等をとり入れ、エコスクールを目指していきたいと思っています。
  ③共育と共学については、これまで何度も申し上げていますが、これまで以上に家庭との連携を強化していくことが大切です。具体的な例として家族が集うリビングルームに国語の辞書や地図帳を置き都度確認したり、新聞をしっかり読むといったことも是非心がけてください。
  
  これから全力で定期考査に取り組み、すっきりした気持ちで高校生としての最大の学校行事である修学旅行に臨んで欲しいものです。