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共育と共学~漢字の学習

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  本校では家庭と学校が連携して子どもを育てていくという「共育」と本学園に集うすべての生徒・保護者・教職員が学ぶという「共学」を教育方針に掲げています。
  先日の慶應義塾大学の連携講座の中でも「半学半教」という話がありましたし、松下村塾においても共に学ぶという思想が底流にあったようです。また、松下幸之助氏や吉川英治氏も〝万物わが師〟ということを自らの行動指針にあげておられたようです。まさに教えるということは、その何倍も勉強しなければならないということではないかと思います。
  さて、最近はパソコンや携帯を使うため、実際に直筆で文章を書くという機会は極端に減ってきています。また、漢字変換という便利な機能が付いているために日本人の漢字力の低下は顕著になってきているように感じています。先日、知人から『読めそうで読めない間違いやすい漢字』(二見書房 出口宗和著)をいただきました。早速読んでみましたが、わからない漢字や読み方が予想以上にあったため、今は日々の通勤電車の中で学習することにしています。
  また、先週の水曜日に全学年で実施した〝漢字百問大テスト〟の問題を入手し解いてみました。漢字の読み書きに関しては比較的自信がありましたが、残念ながら満点をとることはできませんでした。まさに、いくつになっても勉強することの大切さを痛感しています。
  保護者の皆さんにおかれましても、時間を見つけて一度この漢字百問大テストにチャレンジいただくと共に日頃から「辞書を引く」「手紙を書く」等の手間を惜しまず漢字力の向上につとめていただきたいと思っています。