選抜特進クラスの勉強合宿と日食
7月22日(水)、今日から選抜特進クラスの高校2年生と1年生の生徒達を対象に勉強合宿が始まります。今年は校庭が使用できないため学校での出発式は行なわず、8時15分には全生徒が3台のバスに乗り込み、目的地に向けてスタートしました。この行事は今年で三年目ですが、昨年度に続いて二学年が合同で実施することになります。合宿の狙いは、「集団生活をしながら、集中して根気強く学習する力を身につける」「国語・数学・英語の3教科の課題に主体的に取り組み、それぞれの科目の学力を伸ばす」ということであり、「課題に対する挑戦をテーマにした自学自習」「教師による講義」が中心です。また、この合宿を通じて「1年生と2年生の交流」をはかることも一つの目的にしています。
いつも生徒達に話していることですが、社会に出ると「勉強しなさい」ということはあまり言われません。しかし、日々勉強していかなければ満足のいく仕事はできません。勉強は、人に言われてやるのではなく、自分から進んでやるという自学自習が基本であり、社会に出るまでにこの姿勢を身につけておくことが大切なのです。高校2年生の夏休み、高校1年生の夏休みは人生の中で一回しかありません。どうか、この勉強合宿が生徒達にとっても先生達にとっても充実したものになることを願っています。
また、今日は日本では46年ぶりの皆既日食がありました。大阪では、9時47分から太陽が欠け始める部分日食となるということで、登校している生徒達は太陽を見守っていましたが、生憎曇りがちの天候で最初からは明瞭にその姿をとらえることはできませんでした。それでも時々雲の合間から三日月の形をした太陽が顔を出すと、一斉に歓声が起こっていました。
まだ夏休みは始まったばかりですが、生徒達がそれぞれの目標を持って有意義に過ごして欲しいと思っています。