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月下美人が一斉に開花

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  今年も7月23日から25日にかけて月下美人が次々と開花しました。24日には全部で28個の見事な大輪の花を咲かせ、ご近所の皆さんと一緒に鑑賞しました。今年は6月にいくつかの蕾をつけたので、開花を楽しみにしていましたが、なぜかすべて落下してしまいました。そのため今年初めての開花ということになりましたが、奇しくも24日にはご近所の家でも月下美人が開花しました。最初は垂れていた蕾が、次第に上を向き、周りに芳香が漂い、10時過ぎから次々と開花し始めました。しかし、夜が明ける頃に見に行くともう萎んでしまっていました。本当に開花している時間はほんの数時間しかありません。
  インターネットで調べてみると月下美人の原産地はメキシコやエクアドル、ベネズエラ、ブラジルなどの熱帯雨林で孔雀サボテンと同じ種類に属すようです。そして、これらの原産地から導入されたたった一つの株から挿し木や株分けで増やされた同一クローンのものが多いため、開花も同じ日になるとのことです。
  私達の周りにはさまざまな植物がありますが、案外これらのルーツは知られていないようです。先日高校の新校舎建設に伴い移植したメタセコイヤのルーツについても実に興味深いことが分かりました。私も最近バラ・ユリ・蘭やエンドウ・ソラマメ・トマト・ナス・胡瓜・シシトウ・ゴーヤ・茗荷・サツマイモ・紫蘇といった花や野菜の栽培を始めましたが、これからもそれぞれの植物のルーツを調べてみたいと思っています。