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友人からの野菜の贈り物

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  近くの農園を借りて野菜作りを始めてからほぼ一年が経過しました。この間、自己流で玉葱、大根、さやえんどう、きゅうり、ゴーヤ、トマト、シシトウ、サツマイモ等を栽培してきましたが、必ずしもすべてがうまくいった訳ではありません。先日、友人との電話の中で野菜作りの話しになりましたが、その後シシトウ、茄子、ミョウガ、パプリカ等の野菜が送られてきました。どれも見事な出来ばえで、早速美味しくいただきました。彼は7、8年前から近所の農家から約200坪の土地を借りて色々な野菜作りをしていますが、高齢のため農業を続けられない人が増えてきているようです。 現在、日本の農業人口は年々減少し300万人を割っています。つまり国民の3%に満たない人が日本の食料の大半を支えているのです。しかも、この約半数の140万人が70歳以上になっており、40歳未満の人はわずか35万人しかいません。
  更に、世界の食料事情が不安定化し、食料自給率が41%しかないという状況にもかかわらず、わが国の耕作放棄地は年々増加し約40万haに及んでいます。これは実に埼玉県の総面積に匹敵する大きさです。かつて自給自足があたり前であった日本は食料生産軽視の消費ばかりの国になってしまいました。政治だけに任せていくのではなく、地域をあげて耕作放棄地の活用をはかり、地産地消を推進していくことが必要であると思っています。