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大阪府教育常任委員会に出席して

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  10月16日(金)、『教育常任委員会』が開催され、大阪府教育委員の初仕事として出席しました。委員会は各会派の議員15名と大阪府の教育に関わる教育委員会や私学・大学課等の責任者約30名出席のもと定例府議会の時期に開催されています。会議の進め方は各会派からの質問に対して府の各部署の代表が答弁するという方式で、昼食休憩を挟み、約7時間にわたって行なわれました。
  主な質問事項は「卒業式や入学式における国旗・国歌」「小中学校における学力向上策」「公立高校の授業料の無償化」「支援学校の整備」「府立大学問題」「公立高校受入れ枠の拡充」「教員の新規採用」「私学・助成の復活」「小中学校における教育環境の整備」「親学習の充実」「地域と学校の連携」「教員のサポート」「教員の給与」等実に多岐にわたるものです。これらの事項については、どれを取り上げても重要なものばかりですが、限られた経営資源をいかに有効活用して最大の効果を発揮していくかが極めて重要です。そのためには〝これまでの取り組みをしっかり反省すること〟〝多くの課題を緊急度と重要度別に整理すること〟次に〝やるべきことを決めタイムスケジュールを明確にすること〟が必要です。何事を行なうにも、現場、現物、現実という「三現主義」が基本であり、一律ではなくそれぞれの実態にあわせて個別に対応していくことが大切であると感じました。
  委員会の後、教育長をはじめ教育委員会事務局の幹部と教育委員の皆さんによる懇談会が開催されましたが、本音の意見が出され大いに盛り上がりました。 
  本日取り上げられた内容は単に公立についての課題ではなく、私学にとっても大変参考になると思います。これからも児童・生徒を育てるという視点に立って、より一層充実した教育活動を推進していきたいと思っています。