特別公開セミナーの開催
11月23日、勤労感謝の日の休日を利用して、本校において日能研の模試が行なわれ300名を超える小学生が朝9時から受験しました。試験は昼過ぎまで実施されるため、この間を利用して付き添いで来られた保護者を対象に「日能研特別公開セミナー」が開催されました。
最初に、ギター・マンドリン部による演奏を披露した後、私から約1時間にわたりパワーポイントを使って〝社会で役立つ力〟というテーマで講演を行ないました。講演は「この10年~20年に世界で起こったこと」「世界の現状とこれからの地球規模での課題」「日本の現状と日本の進むべき方向」「松下幸之助氏に学んだこと」「社会で活躍している人の共通点」「注目すべき会社や新しい技術革新」に触れた後、「社会で求められる力」「教育を取り巻く課題と学校の役割」「家庭との連携による子どもの育成」「間違った子育て指針」「日本が更なる発展を遂げるための人材育成の必要性」を、最後に「雲雀丘学園における取り組み」についてお話しました。
参加者は通常の入試説明会とは異なり約80名という少人数であったため、私からも質問を投げかけ答えていただく等、保護者の皆さんと一体となった講演会となりました。続いて本校中学の放送部員による学校紹介を行ない、その後、本校の入試広報部長から入試に対する説明を行ないました。
入試までの日数は次第に残り少なくなってきましたが、中学受験は親の受験とも言われています。保護者の皆さんにおかれては、是非子どもさんに合った学校を選んでいただきたいものです。また、これから受験までの間はどうしても子どもさんが精神的に不安定になりがちですが、こういう試練を通じて逞しく成長していくのは間違いありません。入試は人生における節づくりのチャンスなのです。どうかお子さんを暖かく見守っていただきたいと思っています。