« 毎日新聞の『記者の目』を読んで | メイン | 第3回高等学校入試説明会の開催 »

定期考査を終えて

091204kt.jpg

  12月4日(金)、5日間にわたる定期考査が終了しました。定期考査は生徒にとっても先生にとっても大変有意義なものであると思います。生徒にとってはこれまでに学習したことが理解できているかどうかを確かめることができます。また先生にとっては自ら教えてきたことがどれだけ生徒達に伝わっているのかを確認するチャンスでもあります。今、職員室では先生方は採点の真最中ですが、自分が意図したとおりの結果で満足している人もいれば、どうしてこんな簡単なことができていないのかと疑問を感じている人もいるようです。
  もし、定期考査というチェックがなければ生徒達の理解度は分かりません。先生にとって定期考査は次の授業をどのように展開していくか考える良い機会であると思います。一方生徒にとっても色々な面で反省しなければならないのは言うまでもありません。この定期考査に向けて努力したことが報われ高い点数に結びついた者もあれば、努力したにもかかわらず思い通りの結果が得られなかった者、日頃の努力不足がそのまま結果に反映された者等さまざまだと思います。先生にとっても生徒にとっても次に備えて反省するチャンスであると前向きに考えることが大切なのではないでしょうか。
  このことは勉強に限らずスポーツにおいても仕事においても同様です。代表的なプロ野球選手であるイチローを取り上げても、18歳で日本ゴルフ界の最高峰に立とうとしている石川遼選手にしても一流と言われる人は必ず試合後バットの素振りをしたり、ショットの練習を欠かしません。
  成長するかしないかは、この反省するという姿勢にかかっています。“反省なきところ進歩なし”という言葉を今一度噛みしめてみたいものです。