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第一回中学ガイダンスを終えて

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  1月30日(土)、晴天の下、午後2時から先日の入学試験をクリアし合格された皆さんを対象としたガイダンスを行ないました。定刻の2時には生徒と保護者の皆さんが来校され、学園講堂で入学までの準備や入学後の年間行事等についての説明を行なった後、制服や体操服の採寸や定期券の購入手続きをしていただきました。
  今回の入試にあたって、全員に面接をさせていただきましたが、遊びたい盛りにもかかわらず勉強漬けになっている子ども達があまりにも多いことに驚きました。私達の小学校時代はカブトムシやセミ採りをし、友達と遊びまわっており、親からも勉強しなさいという言葉をあまり聞かなかったように思います。しかし、今は中学受験という大きなハードルがあり、これに向って家族ぐるみで全力投球しておられるようです。そのため、このハードルを越えると保護者もお子様も受験勉強から開放されてホッとされ、一挙にゆるみが生じることになりがちですが、これから中学に入学するまでの2カ月は中学生活を力強くスタートするための大切な準備の期間です。
  中学生になると小学生の時とは異なり〝自主自立〟という姿勢が必要になってきます。ここで保護者の皆さんに理解しておいて欲しいことは、中学生になるとお子様は例外なく第二反抗期に入り、親の言うことを聞かなくなるということです。これは子ども達がひとり立ちするためのステップなのですが、間違ってはいけないのは自分の思ったとおりに好き勝手にやっても良いということではありません。保護者の皆さんにおかれては是非大きな心でお子様を見守っていただき、〝自分のことは自分でやる〟という姿勢を身につけさせると共にしてはいけないことは絶対に許さないという厳しさと正しい生活習慣づくりをお願いしたいものです。
  本年、雲雀丘学園は創立60周年を迎え、将来に向って大きく羽ばたこうとしていますが、教育方針である家庭と学校の連携による〝共育〟と子どもだけではなく保護者も教員もすべての人が学ぶという〝共学〟を目指していきたいと思っています。

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