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第52回高等学校卒業式を終えて

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  2月20日(土)、素晴らしい天候の下、第52回の高等学校卒業式を挙行しました。今年の卒業生は高校に新しいコース制を導入した最初の生徒達であり、例年に比べて人員も多いため、スタートを30分繰り上げて9時半からとしました。また、保護者の方の出席も多いということを予想して、在校生の出席も従来の2年生全員ではなく、学年の代表者ということにしました。
  開式の辞の後、ピアノ伴奏による国歌斉唱に続いて、262名の卒業生全員に一人ずつ卒業証書を授与し、続いて高校3年間、無遅刻・無欠席・無早退の24名の生徒に皆勤賞を授与しました。この中の7名は中学・高校あわせて6年間皆勤という快挙を達成しました。更に、学園小学校・中学・高校と12年間皆勤という生徒が1名おり、出席者からは感嘆の声と共に大きな拍手が送られました。概して皆勤賞の受賞者は学力面でも優れたものを持っている生徒が多いようです。この間には、きっと体調が優れなかったことや、挫けそうになったことも数多くあったと思いますが、よく頑張ったと思います。〝継続は力なり〟とか〝一生は一日の積み重ね〟という言葉がありますが、一見簡単なようでも続けることはなかなかできないものです。これからの長い人生においても、このような姿勢を貫いていって欲しいものです。
  式辞では、「自分なりの人生哲学を持つ」「失敗を恐れず挑戦する」「親を大切にし、感謝の気持ちを持つ」という3つのことを心がけて欲しいという主旨の話をしました。その後、ご来賓の祝辞、在校生代表による送辞、卒業生代表の答辞と続き、在校生・教職員による「蛍の光」と卒業生による「仰げば尊し」、全員による「学園歌」の斉唱、最後に閉式の辞で幕を閉じました。
  これで卒業式は一旦終了しましたが、引き続き3年生の担任と管理職に対して卒業生から花束が贈られました。そして、卒業生全員から保護者と先生方に対して感謝の言葉が述べられましたが、多くの生徒・保護者・先生が感激のあまり溢れる涙をこらえることができない様子でした。
  こうして、感動の卒業式は終了しましたが、第52期の生徒達が力強く新しい生活の第一歩を踏み出してくれることを心より願っています。 なお、式辞の内容については、「卒業生に贈る」というテーマでこれから何回かに分けて紹介していく予定です。