日々懸命に生き抜く
大学説明会の風景
3月6日(土)、今週火曜日から5日間にわたって実施されていた定期考査が終了しました。生徒達は緊張から解放され、晴れ晴れとした表情で帰宅の途につく者、早速部活動を始める者等さまざまでした。しかし、スポーツも学習も芸事も共通しているのは、終わった後にしっかりと反省して次に備えるかどうかということです。〝反省なきところ進歩なし〟という言葉がありますが、今回の試験でできなかったところは、確実にできるようにしておいて欲しいものです。
一方で、本日、一部の国公立の入学試験の結果が発表されました。これから順次合否の結果が判明することになりますし、既に私立大学の合格発表のピークは過ぎています。当然のことながら、第一志望の大学に合格することができた生徒もいれば、希望が叶わなかった生徒も出てきます。しかし、大学受験で人生が決まる訳ではありません。何故なら大学進学は手段であって、最終目的ではないからです。たまたま希望の大学に入学したからと言って、その人の人生が保証されるということはありません。これからの世の中は〝どの大学を出たか〟ではなく〝何ができるか〟〝何をしてきたのか〟がポイントになります。
要は、常に努力を怠らないという姿勢が何よりも重要なのです。一時の成功や失敗に一喜一憂するのではなく、一日一日を懸命に生き抜いていけば必ず道は拓けていくと思います。