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中学1年生が自然学舎に出発

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  4月13日(火)、新学期が始まって5日目ですが、中学1年生が「自然学舎」に向けて出発しました。この自然学舎は、2泊3日の合宿研修という形式をとっており、集団生活を通じて仲間を大切にし、学年・学級の仲間作りを進めると共に、中学生活の基本の習慣を身につけることを目的として例年鉢伏高原で実施しています。
  研修内容はラジオ体操、学園歌の練習、飯盒炊爨、集団行動・学園歌発表会、凧づくり、自己紹介、はがきの書き方等盛りだくさんですが、起床や就寝、食事、入浴も含めて時間厳守、後片付けといった集団行動の基本を習得することにしています。
  出発にあたって、柔道場に荷物を持って集合し、整列・点呼を行なった後、「開舎式」を行ないました。私は〝先日の始業式で話した『オアシス運動』に触れ、挨拶をしっかりすること、時間に遅れないこと、そして、人が話をしている時にはしゃべらず目と耳でしっかりと聞くこと〟という話をしました。その後、生徒達は4台のバスに乗り込み、元気よく出発していきました。  
これから生徒達は『自然学舎in 鉢伏高原』 という栞に基づいて行動しますが、この巻頭言「自然学舎に寄せて」を紹介します。

  〝雲雀丘学園中学校では、平成6年度から各学年に宿泊行事を設定しました。これらの行事の目的は、人の一生のうちで心身ともに最も著しい成長を遂げる中学生時代に、仲間と寝食をともにして、自然や人間生活の歴史・文化に融け込み、さまざまな経験を通して、皆さん一人ひとりが、自分自身を見つめ直し、集団としての行動規範を高めることにあります。
  ことに、中学一年生の「自然学舎」は、本校に入学して間もない皆さんのオリエンテーション(雲雀丘学園中学生としての方向づけ)と仲間づくりをめざすものです。雪の残る早春の鉢伏高原の新鮮で伸びやかな雰囲気の中で、思いっきり自分を開放し、新しい集団生活をスタートさせてくれることを願っています。
  これから始まる中学時代は、皆さんが将来社会に出た時に役立つ、必要な「基礎学力」や「人間力」を育てるトレーニングの期間です。これらの力を育てていくためには、自らの日々の生活を素直に振り返り、反省し、正しい生活習慣や学習週間をつけていくことが何より大切です。
  皆さんがこの自然学舎を通じて、これからどのような態度や習慣で臨むのかを考えてほしいと思います。(中略)
  一人ひとりの自覚により、すばらしい自然学舎になるものと確信しています。是非、一回りも二回りも大きくなって学校に帰ってきてください。〟
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