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身近な環境活動~雑草の除去

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  昨年の2月26日に移植したメタセコイアも今では青々と新緑の葉を茂らせて成長しています。当初は多くの枝が切り落とされ、葉が全くないという状態であり、正直なところ本当に移植がうまくいくのかどうか心配していましたが、先日、業者の方にお聞きすると大丈夫とのことでホッとしています。このメタセコイアの移植の話は〝命の大切さを知ることの生きた教材〟として語りついでいかなければならないと考えています。
  今、メタセコイアの根元の周りは花壇になっており、この縁取りとして植えられたフイリヤブランとフッキソウの緑色が目を惹きます。更にその花壇を取り巻くようにベンチが円形に置かれており、生徒達が昼休みや放課後くつろげるようになっています。ところが、最近気温の上昇と共にいつの間にか花壇に多くの雑草が生えてくるようになってきました。これを見ていた校庭の掃除当番に当たっている高校3年の生徒達が、環境宣言の日にあわせて草取りをしてくれました。生徒達が自分達でやれる身近なことから行動を起してくれている姿を見て大変嬉しく感じました。

  なお、私達の居住地域にも雑草の繁茂している土地が散見されますが、空き地に繁茂する雑草は、環境衛生上、また防犯・防災上好ましくないということで、ほとんどの市町村では、条例によって〝土地の所有者、管理者は雑草の刈り取りを行なうこと〟が義務付けられているようです。この他にもさまざまな環境に関する条例がありますが、このことはそれだけ放置されているところが多いということになります。一人ひとりが快適な環境づくりを目指して、自主的に環境活動を推進していきたいものです。