芸術鑑賞会の開催~邦楽アンサンブル 昴
7月12日(月)、学園記念講堂で午前が高校生、午後は中学生と保護者の皆様にもお越しいただき、芸術鑑賞会を開催しました。この鑑賞会は毎年恒例の行事になっていますが、本年度は邦楽アンサンブル昴をお招きしての演奏会ということになりました。
邦楽アンサンブル昴は1985年にNHK邦楽技能者育成会出身者及び東京芸大卒業生により結成された、和楽器による合奏団です。結成後は定期公演や各種イベントまた学校公演を数多く行なってこられました。学校公演では日本の伝統楽器による古典音楽や民謡を演奏され、多くの小中高生に和楽器による音楽の楽しさを伝えてきておられます。本日は、限られた時間でしたが、1八木節 2ソーラン節 3楽器の紹介 4和楽器体験コーナー 5津軽三味線 6ラテン音楽メドレー 7日本民謡による組曲より「弥三郎節」「阿波踊り」のプログラムで演奏していただきました。
日本の伝統楽器である篠笛・尺八・三味線・打楽器・箏などを、その特徴ある音色や奏法とともに紹介するコーナーや、体験コーナーでは生徒も舞台に上がり、お琴や和太鼓に挑戦させていただき、大変盛り上がった演奏会となりました。
本校では人間教育の充実を育成方針に掲げており、この一環として、一流のものに触れる機会を学校行事に組み込んでいます。また生徒の情操を養う芸術の授業にも注力しています。生徒達の感想文には、日本文化、特に和楽器の素晴らしさを改めて実感したという賞賛の声が寄せられていました。これからますます進展するグローバル化の中にあっては、日本の良さを世界に発信していくことが大切になってきます。そのためには、さまざまな機会を通じて、生徒達に日本の文化や伝統に触れさせることが必要であると思っています。
昴の皆様には、バラエティーに富んだ楽しい演奏会を催していただき有難うございました。心より感謝申し上げます。