« 初めての芝刈り | メイン | 文化祭に寄せて »

2011年度私学教員適性検査の実施

H22.8.29.jpg
委員の皆さんと

  8月29日(日)、白陵中学・高等学校において「2011年度兵庫県私学教員適性検査」が実施され、実行委員として出席しました。実行委員は8校の理事長・校長があたることになっており、今年の実行委員長は実施校の斎藤校長です。
  この適性検査は「兵庫県私立中学・高等学校連合会」の主催で毎年8月の下旬に実施されており、実行委員の学校が持ち回りで担当することになっています。今年の受検申込者数は496名と昨年に続いて500名の大台を割り込みました。また、当日欠席者も70名あり最終の受検者は426名ということになりました。
  適性検査は国語、地理歴史(日本史・世界史・地理)、公民(政治経済)、数学、理科(物理・化学・生物)、英語、家庭の各教科に分かれて9時30分から80分の専門科目と50分の論文記述が行なわれました。実行委員のメンバーで各試験会場の巡回をさせていただきましたが、受検者は全員真剣に取り組んでいました。
  この試験結果は厳正に採点の上、9月下旬に兵庫県私学連合会の『適性検査受検者名簿』に登録されることになっています。学校にとって優秀な教員の採用は最重要課題であり、各校はこの名簿を参考にして教員採用を行なっていますが、教科によっては受検者が少ないため教員の確保に苦労することもあるようです。そのため本日は実行委員のメンバーで教員確保の方法や今後の適性検査のあり方について意見交換しました。
  今回の受検会場は兵庫県の西部にある高砂市にあり、交通の便ということを考えると受検者にとって負担をかけることになったのではないかと思います。
  
  最後に、会場校としてきめ細かい準備をしていただいた白陵中学・高等学校の教職員の皆さんに心より感謝申し上げます。