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保護者懇談が始まる

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  本校では、学期終了時に保護者懇談を実施していますが、本年度からは3学期制に移行したことによって、今週から本年度2度目となる保護者懇談が始まりました。
  連日、多くの保護者の方がお見えになり、それぞれの担任とお子様の学業成績や学校生活、交友関係、生活面等における話をされたようです。担任との懇談後、何人かの保護者の方とお話させていただきましたが、やはり学業成績に関する悩みが多いように感じました。
  親としてはどうしても成績表を見て〝点数が上がった、下がった〟と一喜一憂されるのは仕方がありませんが、成績が思わしくないということで決して頭ごなしに叱り付けるということは得策ではないと思います。よく「勉強しなさい。勉強しないと大学に行けないよ。」とか「どうしたの、この成績は。こんなことでは、どうなっても知らないよ」といった言葉は、かえってやる気をなくさせることになるのではないかと思います。
  私は世の中で起こっていることは、すべて原因があって結果が生じると思っています。従って、問題となる原因を除去したり、改善しない限り良い結果が期待できないのは当然です。
  授業に集中できていない、予習や復習が不十分である、家庭での勉強時間が足りない、苦手教科に手が回っていない、勉強の仕方がわからない、といったことや体調が優れない、基本となる生活習慣が乱れている、携帯端末のメールやゲームに熱中している、整理整頓ができていない、といったことも考えられます。そして、勉強の意義がつかめていない、将来の目標がない、ハングリー精神がない等のことが根本原因かもしれません。
  この冬休みという機会をとらえて、是非家庭において現状の実態を正しくつかみ、改善に向けての取り組みをしていただきたいと思っています。