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北海道修学旅行に出発

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  6月14日(火)朝、高校2年生が4泊5日の北海道への修学旅行に出発しました。本校では3年前から環境教育に取り組んでいますが、これを単独で実施するのではなく、修学旅行や校外学習と結びつけることにより、生徒達が「自ら学び考え行動する」ようにしています。この考え方に立って、中学1年生は『里山体験』、中学2年生は『大山での林間学舎』、中学3年生は『沖縄への修学旅行』、そして高校2年生は『北海道への修学旅行』を実施しています。
  この北海道修学旅行の狙いは〝生徒相互の理解と親睦および集団生活での自律と協調性を養う〟〝農業体験・自然体験を通じて、自然環境の尊さを学ぶ〟〝北海道の人々とふれあい、「新たな自分」を見つける〟ということですが、年々環境に関する内容の充実をはかってきています。
  今回は、千歳空港に到着後、最初にノーザン・ホース・パークでサイクリングやテニス、ランドカー、パワーゴルフ等を楽しみ、トマムで宿泊。翌日は選択の感響(環境)プログラムを通じて、森に学び生態系維持のための取り組みを知る。続いて、3日目はそれぞれの農家に分宿する形でファーム・ステイを行ないます。これは『ひばりスペシャル大地の学校』と呼ばれ、この行事のメインに位置づけられていますが、雄大な北海道の自然の中で、野菜の植え付けやトマトの芽かき、イチゴの収穫等通常の学校の授業では体験できない農作業を行なうことになっています。これによって、農家の人達とのさまざまな交流が生まれることになり、年々修学旅行後、学校に収穫した野菜を送っていただくというケースも増えてきています。そして、4日目は旭山動物園を見学し、札幌で宿泊。最終日にはそれぞれのコース毎に札幌や小樽の観光を行ない、8時過ぎに伊丹空港に到着するという予定になっています。
  修学旅行は高校時代の最大の行事であり、一人ひとりの生徒にとっても青春の忘れえぬ思い出になるのは間違いありません。短い期間ですが、北海道の大自然を思う存分満喫し、素晴らしい体験を積んできて欲しいと思っています。
  なお、今年も文化祭において、北海道物産展を開催し、現地直送の野菜や果物等の販売を行なう予定です。