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梅干の紫蘇(しそ)仕込み 

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  6月の末に漬け込んでいた梅干の容器を見ると、すっかり梅酢が上がり完全に梅の実が浸かる状態になってきました。そこで、先週末、家庭科の先生と生徒達と一緒に紫蘇(しそ)の葉の漬け込みを行ないました。全員が梅干を漬けるのは、初めての経験ということもあって、どのような手順で梅干が出来上がるのか興味を持っているようです。紫蘇の葉を茎から千切り取り、ゴミをざっと水で洗い流した後、塩を振りかけてアクを揉み出すと、紫色の液体が出てきます。この作業をもう一度繰り返して、梅酢を少し加えるとたちまち紅赤色に変わります。この変化を見て、生徒達は驚いた様子でした。一人でやると相当な時間が必要ですが、多くの生徒達が手伝ってくれたため、あっという間に作業は終了しました。このまま一週間ほど置いて、2~3日、天日干しを行なうと手づくりの梅干が完成します。家庭科の先生からも「案外、簡単にできるのですね。これなら来年も漬けてみたいです。」という感想が寄せられました。
  昔は、梅干やラッキョウ、漬物、味噌等は多くの家庭で作っていたようですが、今は、何でもお金さえ出せば買えるようになってきました。そのため、手間隙をかけて作るということが少なくなってきています。しかし、自家製の食品は添加物も少なく安全性も高いのは間違いありません。このような機会をとらまえて、食に対する関心を高め、自家製食品に挑戦して欲しいものです。