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中学3年保護者懇談会の開催

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  本校の基本的な考え方は、〝家庭と学校が連携して生徒を育てる〟という『共育』です。そのため、ホームページ、学年通信、「ロンド」や「ひばり」等を通じて学校の状況を伝えると共に学年保護者懇談会や中学・高校学級委員会を開催しています。
  昨日(10月29日)の午後は中学3年と高校2年特進コースの学年保護者懇談会が開催されました。同時刻の開催であったため、私は中学3年の懇談会に出席し、冒頭の挨拶をしました。
  中学3年生は間もなく中学最後の大きな学校行事である沖縄への研修旅行に出発します。そして、あと5ヶ月少しで中学を卒業し、高校生になります。しかし、中高一貫ということで、入試という関門を通らず高校に進学することになるため、他の公立中学生と異なり、受験という節づくりができません。また、保護者の皆さんにとっても、受験生をかかえているという緊張感はありません。そのため、今回は現在実施している高等学校の入試説明会で話している『社会で役立つ力を育てる』というテーマでお話しました。
  これから世の中は大きく変わってきますが、社会に貢献できる仕事は無限に広がってきます。生徒達が大学を卒業して社会人になるのは、8年後ということになりますが、これからの高校・大学生活でしっかりとした考え方や生活習慣、専門能力等を身につけておくことが何よりも大切です。現時点では、将来どのような方向に進みたいのかという明確な意思を有している生徒は少ないようです。そして、漠然と大学への進学を考えているようです。今後、学校においてもキャリア教育に注力していきますが、家庭においても機会を見つけて、社会の動向や将来の仕事について話し合っていただきたいと思っています。