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学力を高める

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  10月13日(木)、定期考査2日目を迎えました。本日もいつもの通り、早朝の登校指導を行ないましたが、生徒達は参考書や教科書やプリント等をそれぞれ手にしながら登校してきました。中には見るからに睡眠不足という表情の生徒も見受けられました。テストは午前中で終了しましたが、午後からも学校に残って先生に質問したり、自習している生徒もいました。このように、何事に対しても真剣に取り組む姿勢は素晴らしいと思います。
  また、職員室では先生達が既に終了したテストの採点を始めていました。、数人の先生にどのような結果になっているのかを尋ねたところ、高校生については穴埋め問題についてはできているが、応用問題は今一歩である、中学生については、単純な知識も十分にできていない生徒も散見されるという答えが返ってきました。特に、中学1年生の社会の答案を見ると、歴史上の人物や日本の地名が正確に書けていない生徒もごく少数ながらいることが解りました。定期考査に慣れていないことも原因かもしれませんが、小学校時代のように何とか要領でこなしていくやり方は通用しなくなります。これからは学習内容はどんどん難しくなってくるため、予習復習をする等しっかりとした学習習慣を身につけていくことが大切であると思います。
  一方、高校生で気になるのは、学習の基本が暗記するということになっていないかどうかということです。大学入試センター試験や各大学の入学試験は知識を問うものが多いため、今は多くの知識を有する生徒が優秀であるということになりがちです。勿論、記憶するためには、それなりの努力が必要であるのは言うまでもありませんが、これからの社会においては単なる知識だけでは不十分です。それぞれの学年によって、課題は様々ですが、一つ一つレベルアップをはかっていかなければならないと思っています。