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日能研特別公開セミナーの開催

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  11月23日(水)、勤労感謝の日の休日を利用して、本校において朝9時から日能研の模試が行なわれました。今は私立中学の入試まで残り52日となり、ラストスパートの時期にあたっています。本日、本校の模試会場では315名の小学生が受験しました。試験は昼過ぎまで実施されるため、この間を利用して付き添いの保護者の皆さんを対象に日能研の協力をいただき『特別公開セミナー』を開催しました。
  開会までの時間を利用してギター・マンドリン部による演奏を行ないましたが、このやり方もすっかり定着してきました。ギター・マンドリン部は本校を代表するクラブで、県大会で4年連続最優秀賞を受賞し全国大会出場を決定する等の成果をあげています。セミナーに参加された保護者の皆さんは熱心に耳を傾け、演奏が終了すると大きな拍手を送っておられました。
  開会の後、私から約40分間にわたってパワーポイントを使って『これからの社会で生き抜く力を育てる』というテーマで講演を行ないました。講演は〝子どもさんは11年後には社会人になる〟ということから、社会のトレンドをしっかりつかむ、社会で役立つ力を育てる、どの分野に進みたいのかを決める、ということが大切であることを説明しました。そして、「この25年間に世界で起こったこと」「世界の現状と日本の現状」「日本の進むべき方向」「社会で活躍している人の共通点」「新しい技術や注目すべき会社」「伸びる企業と衰退する企業」について触れた後、「社会で求められる力」「教育を取り巻く現状と課題」「学校と家庭の役割と連携」についてお話しました。
  〝子どもは親の鏡〟という言葉がありますが、本当にその通りだと思います。正しい物の考え方や生活習慣は家庭がベースになっているのは間違いありません。講演に続いて本校中学の放送部員による学校紹介を行ない、その後、入試広報部長から入試に対する説明を行ないました。参加者は通常の入試説明会とは異なり80数名という人数でしたが、ほぼ本校の受験を考えておられる方が多いようです。
  これから入試が近づくにつれて、どうしても子どもさんが精神的に不安定になりがちですので、親が神経質にならずに暖かく見守っていただきたいと思っています。