公募推薦合格者と共に
先般から指導していた国公立の公募推薦入試の合否結果が順次発表されています。この度神戸市看護大学看護学部にO・Yサンが合格し、校長室に報告に来てくれました。彼女は母親が看護師であったこと、また自分自身が難産であったこともあって、出産する女性を精神面や医療面からサポートしてあげたいという思いが強く、幼少の頃から看護師になるという夢を持ち続けていたようです。そのため、将来は看護師の資格を取った後、助産師になることを目指しています。
事前の面接では、先生方から相当厳しい指導を受けましたが、これにくじけず頑張った成果が、今回の合格に結びつきました。私も随分困らせる質問をしましたが、面接にあたっては自分の思いをしっかりとまとめて、相手に伝えることが大切です。彼女も合格の通知を受けて正直なところほっとしていると思いますが、何度も言っているとおり大学入試に合格することが最終目的ではありません。実際の仕事に就くまでには、これからも相当の努力が必要ですし、看護師になってからも数々の試練が待ち受けていると思っています。彼女には〝たゆまぬ研鑽で夢を実現〟という言葉を贈りましたが、立派な看護師、助産師になってくれることを願っています。