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2012年は面白い?

 今年も、アメリカのワシントンのポトマック川沿いの桜が満開だったそうです。この桜は、当時の東京市長尾崎行雄氏が送ったとされる桜です。今年で100周年になります。それを記念して、オバマ大統領が東日本大震災の被災地などにハナミズキを寄贈されることになったそうです。ハナミズキの花言葉は「返礼」だそうです。100年前というと、1912年4月14日深夜、ニューヨークに向かう世界最新鋭の豪華客船タイタニック号が氷山にぶつかり沈没しました。同じく100年前のできごとです。

 2012年はこれらの節目の年だけではありません。5月21日はご存知のように東京や大阪で金環日食が観測できるのです。なんと、江戸時代の1839年以来173年ぶりだそうです。実はこれだけではありません、6月4日には部分月食、6月6日には世紀の天文現象といわれている金星の日面通過がみられるそうです。日面通過とは金星が太陽面を通過していくことで、6時間以上かけてゆっくり通過するそうです。これが、日本で観測することができるというのです。次回みられるのは2117年12月11日だというのです。何と105年後ですね。ということは、今年見逃すと、ほとんどの人が次回見ることができないということになります。そういうことで、今年は天文現象のビッグイベントがいくつもあるという面白い年なのです。

 今日は5月3日憲法記念日です。憲法施行から65年になります。ゴールデンウィーク後半の4連休、日本国憲法について考えると同時に、これらの天文現象についても親子で調べてみてはいかがでしょうか。共育・共学・共成です。