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太陽に異変が?

 東日本大震災から1年2ヶ月が経っていますが、未だに33万人以上(24/1/18対策本部事務局調査)の方が避難生活を強いられています。気象庁は、「北日本太平洋側では3日夜から激しい雨が降り、東日本大震災の被災地でも記録的な雨量となった地点があった」と報じています。土砂災害などが心配されます。

 今年のゴールデンウィークはすっきりしない日が多く、天候が不順なように思います。先日、国立天文台が「太陽活動、長期低下の兆候か=北極のみ磁場反転ー衛星『ひので』で観測」と発表しました。太陽には地球と同じく磁場があり、約11年周期で反転するするそうです。ところが、今回の観測で、北極だけがS極からN極に反転するというのです。ということは、南北両極が同じN極になり、赤道付近がS極になる、ちょうど太陽の中に2本の棒磁石が入ったようになるそうです。太陽圏の磁場は、宇宙から飛んでくる放射線から地球を防護する役割を果たしているといわれます。当然、磁場が弱まれば放射線の量が増えることになります。これらの太陽の活動は、地球の平均気温にも影響を与えます。過去にも何度となく寒冷化をもたらした、といわれています。

 人間の経済活動の中で、二酸化炭素の排出量が増え温暖化が加速しているといわれています。その為に世界中で対応策が検討されています。もしかすると、人間の活動をあざ笑うかのごとく、もっと大きな力で、寒冷化を進める力が働いているのかもしれません。不順な天候が、その前兆でなければ良いのですが。