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中学1年生・3年生の学年懇談会

 昨日は、午後から中学1年生と中学3年生の学年懇談会が行われました。中1と中3では学年としての課題など違いがありますが、4月から約2ヶ月間の学校生活を振り返り、期末に向けてや夏期休業中の取り組みなどは共通するところがあります。また、それぞれの学年にふさわしい家庭学習の時間の確立や習慣化なども共通の課題です。
 中1は学校生活にも慣れ、楽しく毎日生活しているという話を良く聞きます。学校生活に慣れるのは良いことですが、中学生としての学習や授業の受け方というものに慣れるということでは、今少し努力が必要なところもあると思います。
 中3は高校への進級という独自の課題があります。本校のコース制の特徴ですが、発展コースの生徒が高校進級時に選抜特進と特進に分かれます。コース分けは、本人の希望を考慮しますが、成績によって分けられます。成績による分け方は、過去の生徒の成績を分析して作成した基準をもとに行います。人数による枠というものではありませんので、基準に達する生徒が多くなれば、選抜特進に進級する生徒も多くなります。と言っても、成績の基準は達していても、選抜特進を希望しないで特進を希望する生徒も毎年のことですがいます。
 来年度の高校入試におけるコースの募集人数の変更を検討しています。昨年度は選抜特進約45名、特進約70名という内訳でしたが、選抜特進の比率を高める方向での検討です。高校から入学してくる生徒の数によって、学園中学から進級する生徒のコースの人数を決定するわけではありませんので、今年の高1の選抜特進が47名の2クラスという状況から判断して、来年度は3クラスにしたいと考えています。
 発展コースの生徒が、高校進級時に選抜特進の基準を多数がクリアするようになる。これが第3ステージへ向けての内容です。今年の3年生が展望を切り拓いてくれると期待しています。