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一学期末を迎えるにあたって

 今日から一学期末考査です。生徒も先生も今学期の学習・教育活動の成果を検証することになります。それぞれが、課題を持って取り組んでくれていることと思います。
 今学期を振り返ってみますと、中学、高校とも過去最高の入学者を迎えスタートを切りました。そして、新入生の宿泊行事である中学の自然学舎、高校のオリエンテーション合宿では、人数の多さを感じさせない集団のまとまりと規律ある行動をみることができました。新入生だけでなく、他の学年も新年度を迎え、成長した姿を感じ取れる学校生活を送っています。その姿は、体育大会などにも現れています。
 こうした生徒の動きと併行して、来年度入試に向けた取り組みも行ってきました。4月以降行われた各種学校説明会では、昨年を上回る方が相談に来られているとの報告を受けています。また、7月に実施する中学のオープンスクールも、昨年を上回る申し込み者で推移しているとの報告も受けています。本校に対する関心や期待の高さのあらわれだと感謝するとともに、期待に応える責任も感じています。
 来年度入試の特徴は、第三ステージへ向けての方向性を明確にしているところです。その内容は、中学、高校の募集人数の中に占める一貫選抜や選抜特進の割合を高めていることです。中学では、一貫選抜2クラスから3クラスへ、高校では、選抜特進を45名募集から80名募集へ変更していることにあらわれています。
 創立の精神をベースに「人間教育の充実」と「学力の向上」を両立させるという本校の教育理念を、更に進化させるステージであるということをご理解ください。