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高校野球予選 初戦勝利

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 全国高校野球選手権兵庫大会が始まっています。今日、本校は太子高校と対戦するため出発しました。2回戦とはいえ、初めての試合です。初戦というのは、野球に限らず難しいものです。いくら練習試合を重ねてきても、本番の試合とは気持ちの入れ方や緊張感はどうしても違うものです。「練習は試合のように、試合は練習のように」と心がけていても、なかなか上手くいきません。昨日も、シード校2校が初戦で敗退しています。強豪同士の対戦であったかもしれませんが、初戦の怖さがでたのかもしれません。
 試合は12時30分からでしたので、授業終了後、職員室はもちろんのこと、生徒の下足室前のモニターにもインターネットの試合速報を表示しました。試合会場で戦っている選手は知る由もありませんが、応援に行けなかった生徒も速報を見ながらエールを送っていました。勝利を願う「心はひとつ」です。
 試合展開は速報の短いコメントしか分かりませんが、結果は9対2の8回コールド勝ちでした。勝負事は、無情にも「勝ち」と「負け」に分けられます。勝てば、当然勢いに乗りますし、自信もつきます。次に向けての練習も、自ずと身が入り、良い練習ができます。「勝ち」はチームの志気を高める一番の「薬」です。「勝って兜の緒を締めよ」の諺通り、驕ることなく気を引き締めて次に向けて準備をしなければなりません。
 また、負けは辛いものですが、人間を強くするものでもあります。挫折や試練を乗り越えてこそ本物の強さがでます。物事に真剣に打ち込んでいれば、「勝ち」からも「負け」からも学ぶことができます。
 「涙と共にパンを食べた者でなければ、人生の味は分からない」(ゲーテ)
心に染み渡る言葉です。
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