実りの秋
朝晩はめっきり涼しくなってきました。きょうは、全校朝礼でした。日陰は涼しいですが、まだまだ太陽の日差しはきつく、暑い朝礼になりました。でも、心なしか校庭の芝生の色は変化して来ています。「暑さ寒さも彼岸まで」、季節は進んでいます。
文化祭も終わり、腰を据えて学習に取り組む時期になりました。文字通り「実りの秋」にふさわしい学習を行う時期です。
本来、「学び」というものは、新しい発見があり、今までとは違う新しい自分が創造されていくのですから楽しいものである筈です。プロ野球選手が、毎日、何回も何回も素振りをします。義務感だけで行っているとしたら長続きはしないし、身にもつきません。ただ単純にバットを振っているだけにみえますが、目標を持ってその動作を繰り返す、そこには何か新しい発見があったり、少しずつ変化が生じていくのを確認できるから続くのだと思います。「学び」も同じことです。「こうなりたい」、「こうしたい」という明確な目標を持ち、変化していく自分、新しい自分を確認できれば楽しくもなり続いていくと思います。
高3は、きょうのHRでセンター試験説明会を行っています。10月になればいよいよ出願です。志望校合格を目指して、益々力をつけていかなければならない総仕上げの時期です。まだ、今の力だけで判断してはいけません。これからが勝負です。力も伸びていきます。今まで積み上げてきた努力を実らせ、質的に変化させる時期です。
今年の夏は暑い夏でした。暑い夏は良いぶどうがとれ、良いワインが出来るそうです。「実りの秋」、どんな実をつけるか楽しみです。