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体育大会予行


 きょうは体育大会予行の日です。天気予報は午後から雨との予報でしたが、朝から今にも降り出しそうな空模様でした。グランドには、生徒用のテントがクラス分トラックに沿って張られ、椅子も整然と並べられています。本番さながらの様子です。午前8時30分、体育大会当日と同じ時程で吹奏楽部のファンファーレとともに入場行進が始まりました。
 予行と言えば、段取りや手順を確認するものとの見方があり、形だけのものになり、力を抜いたりしがちです。しかし、本校生は決してそのような様子はありません。一生懸命取り組みます。1400名を超える全校生徒が一堂に会すると壮観です。積み上げられてきた伝統というか、上級生の真面目に取り組む姿勢が下級生に引き継がれてきています。
 一般的に、試合や大会当日に持てる力を十分発揮することは難しいものだと言われます。普段の練習時の力が発揮できないものです。これをどう克服するか、皆が苦労するところです。でも、言えることは練習の時に力を抜いていたり、真面目に取り組まないで、本番の時に力を発揮できる筈がありません。本番を想定して、その時に予想される緊張した場面で、どうすれば持てる力を発揮することができるかを練習の時に試す必要があります。ですから、いろんな場面を想定して練習できるものが、本番で力を発揮することができるということになります。「練習は試合のように」、「試合は練習のように」取り組めれば言うことなしです。
 きょうの予行は、天候の関係で短縮したものになり、十分な練習はできませんでした。が、体育大会では素晴らしい演技を披露してくれるであろうと期待を抱かせてくれる真剣な姿勢でした。