体育大会
「抜けるような青空」という表現があります。どこまでも果てがないような透き通った青色の空を形容する表現です。昨日の雨で、木々が洗われ新緑の緑がいっそう引き立っています。まさしく、抜ける様な青空、絶好の体育大会日和です。
ところが、明け方のグランドは雨の影響で、ぬかるんだ所や水たまりが所々あるという状態でした。体育科の教員を中心に、野球部、サッカー部が水たまりはスポンジで吸い取り、ぬかるんだ所には土を入れるなどのグランド整備と復旧、テント張りやライン引きなどの準備に当たってくれました。懸命の努力の甲斐があって、15分の遅れで体育大会を始めることができました。整然としかも堂々とした入場行進からスタートです。体育大会の様子は各学年のブログに掲載されています。生徒会では高校3年生のエンカレッジパフォーマンスや騎馬戦の様子を「YouTube」でアップしています。一生懸命競技に取り組み、競技者と応援が一体となった体育大会という良き伝統は引き継がれ、益々磨きがかかってきている感を受けます。今年は「旗・行進の部」で中学・高校の一年生が賞を取るなど、新入生の健闘が特徴的な大会でもありました。
本校の体育大会は5月の連休明けの日曜日になっています。この日は「母の日」でもあります。観覧席の保護者の皆さんに向かって高校3年生が全員で「お母さん、ありがとう」、とお礼の言葉と人文字で感謝の気持ちを表していました。昨年も同様の場面がありました。伝統として受け継がれている感じがします。来場者も年々増え、今年は2,000名を超えました。多くの方に満足感と充実感を持っていただけた体育大会だったと思います。