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高3進路検討会

 期末考査もあと一日になりました。ゴールが見えてくると、また力が出てくるものです。悔いの残らないように、最後まで全力で当たりましょう。
 考査期間中は、午前中で考査は終わるものの、午後からは問題の最終チェックや採点、教科会議、学年会議や職員会議などが行われます。進路検討会もその中の一つです。進路指導部と高3の担任団で、高3生一人ひとりの進路を検討していくものです。その検討会が、昨日ときょうの2日間で行われました。
 模試や校内テストなど多くのデータと生徒の進路希望をもとに目標とする学部や大学を検討していきます。入試の種類も推薦・AO入試や一般入試など様々あります。何より、生徒の学力はまだこれから伸びていきます。その点を考慮して目標を検討します。目標の設定の仕方によって学力の伸長具合が変わったりするからです。だからといって、あまり自分の力とかけ離れたものでは目標になりません。そこのところを見極めていきます。
 また、一般入試入学者と推薦・AO入試入学者の学習時間が、高3の4月は平均が2.1時間と1.5時間、9月は2,4時間と1.7時間、12月は4.8時間と1.6時間(「高校データブック2013」Benesse)というように学習時間の差がだんだん開いてきているというデータがあります。これでは、大学入学時点での学力差は歴然としています。大学に入ることを目的にしているとこのような結果になったりします。入試の種類に関わらずシッカリ学力をつけ、その大学や学部で何をするのかといった目的を持って大学進学をするように指導していきます。
 このような検討会を何度と積み重ね「夢を叶える」進路指導を行っていきたいと考えています。