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個人懇談

 きょうから個人懇談が始まりました。4月から始まった一学期の学習面は勿論のこと、学校生活全般について振り返りを行い、到達点と課題を明確にすることになります。学校は多くの仲間と関わりを持ち、集団で生活しています。他者との関わり、他者へ与える影響等も確認することになります。
 1学期にはクラスとして取り組んだ行事に体育大会がありました。同様に、2学期には文化祭があります。これらの行事を通してクラスの仲間と共に力を合わせて一つのものを創り上げていく、その中で各自の果たす役割や責任を自覚した行動が出来ていくようになります。大きな行事だけではありません。日常の生活の中でこれらが出来るようになると自分のものに出来た、身に付いた、ということになります。
 このことは、学習面にもおおいに関係のあることになります。学習を自分個人だけの問題と捉えていると、困難に直面したり、大きな課題を抱えると、逃げ出したり力が出せなくなったりするものです。学習を他者との関わりの中で関連づけたり位置づけられるようになると、力を発揮することが出来るようになります。目の前の課題を遂行することと、自分の将来の生き方や進路を関連づけて考えると、簡単に放棄したり逃げ出したりできなくなるということです。
 夏休みの過ごし方や2学期以降の生活に大きくかかわってくる大切な懇談です。順調に来ている面や成果など到達点をシッカリ確認するとともに、課題こそ「伸び代」だと捉え夏休みの対策を立てましょう。