今年もやってきます
連日40℃を超える地域がでるなど、今年は異常な高温が続いています。この一週間がピークだといわれています。丁度お盆の時期に差し掛かっています。お盆で帰省される方には、高速道路の渋滞にこの酷暑、何とも気になるところだと思います。
お盆といえば、「ペルセウス座流星群」が毎年この頃にやってきます。1月の「しぶんき座流星群」、12月の「ふたご座流星群」と並んで3大流星群といわれるものです。12日の真夜中前後から13日明け方前にかけてがピークだそうです。今年は、活動が極大になり、多くの流星群が出現するとともに、流星のやって来る放射点が高く、おまけに月明かりが無いという好条件が揃っているといわれています。絶好のチャンスかもしれません。
ペルセウスは、見たものを石に変える能力を持つ怪物メドゥーサを倒し、また海の怪物の生け贄にされようとしていたアンドロメダ姫を救ったといわれる、英知と勇気を持ったギリシャ神話に登場する英雄です。この名前をとった流星群です。流星群の正体は、広大な宇宙空間にある僅か1ミリメートルから数センチメートル程度のチリの粒が、大気と摩擦を起こして発光しているものです。このチリを撒いている彗星の軌道と地球の軌道が交差しているから毎年決まった時期に出現します。熱帯夜が続く毎日ですが、気分転換にしばし夜空を眺め、宇宙の中で繰り広げられる天体ショーを観るのも良いかもしれません。