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生物学オリンピックで銅メダル

 日本生物学オリンピックで本校の高3生が銅メダルを獲得しました。今年は、全国の生物に興味や関心を持つ中高生3,149名が参加して予選が行われました。その中から80名が本選に選出されるという非常に厳しいものですが、本校から2名が選出されました。本選は、8月17日〜20日まで広島大学生物生産学部を会場にして実施されました。3泊4日のなかで、「動物」、「生化学」、「植物」関連の実験試験を3回実施、成績上位者に「金・銀・銅」メダルが贈られることになります。本校は1名が銅メダル、1名が敢闘賞を受賞しました。試験終了後、研究者と語らう「サイエンスカフェ」や天文台見学、施設見学、記念講演会に交流会と盛りだくさんの内容です。参加した生徒にとってこの4日間は、一生の思い出に残る貴重な体験になったことと思います。
 「本物の学び」の追求を掲げて今年で2年目になります。生物学オリンピックは昨年に続き連続して本選出場を果たしました。化学グランプリも健闘し、あと少しのところまできています。結果もさることながら、これらに向けて先生の指導を受けたり、自主的に学習会を開くなどしている姿勢が立派です。高1生がたくさん参加し、高3生が教えている場面もあると聞いています。頼もしい限りです。授業を大切にして学習することは学校生活の基本ですが、興味・関心のあることを学年の枠を超えて共に学び、追求していくことも必要なことです。こうした風土が根付いてくれることを願っています。今回の連続本選出場に銅メダル獲得は、その芽が出てきていることの現れだと思いたい。