兵庫の私学展へ
8月も最終週を迎えています。連日の猛暑日に熱帯夜や最高気温、記録的な小雨で水不足かと思えば短時間に記録的な集中豪雨で各地に被害が出るなど、とにかく記録尽くめの夏でした。沖縄周辺の海水温が赤道直下の海水温並に上昇し、サンゴの白化現象が起きるなど生態系も影響を受けているようです。今までの慣例や常識では判断できない現象が数多く発生しています。これから先どのように展開するか気をつけないといけないことを教える前触れなのかも知れません。
今までと違う動きをしているのは気象現象だけではないようです。高校入試制度も、大阪府は二万数千人にも及ぶ不合格経験者を出した普通科の2回受験はそのままのようですが、来年度から学区が撤廃されます。その次の年度には兵庫県が学区を再編します。高校無償化に所得制限を導入するとの政府の動きも報じられています。これらの動きは公立高校とともに公教育を担っている私立高校にも影響を与えることになりそうです。本校もそうですが、それぞれの私学がこれらの動きを受け、来年度に向け新たな取り組みを計画しています。8月29・30の両日、神戸大丸において兵庫の私学が一堂に会して私学展を実施します。受験生の皆さんには、公立にはない私学の良さ、特徴ある取り組みを理解、再認識してもらう絶好の機会になると思います。多数参加されることを願っています。