第8回兵庫私学展開催
きょう、あすと大丸神戸店で兵庫県の私立中・高50校(2校は資料参加)が集い、私学展を開催しています。昨年と同じ日程での開催になります。8月末といえば、少し前まではまだ夏休み中でしたが、最近は多くの公立学校が2学期をスタートさせています。足を向けにくい状況だとは思いますが、保護者の方は勿論のこと、受験生本人が来場されることを期待しています。
少子化に先行き不透明な経済情勢は、私立学校にとっては逆風になっています。この逆風を跳ね返すべく、それぞれの私立学校で学校改革を行い、公立学校にはない特徴を発揮しています。各学校にある創立の精神に基づく教育展開がその典型で、明確な生徒育成像を持っていることになります。
本校は「孝道」をベースに「人間力」と「学力」を備えた「社会で活躍するリーダー」の育成がそれにあたります。また、戦後最少の児童・生徒数を記録する少子化のなかで、高校生の二人に一人が大学へ進学し、逆に戦後最多の大学生数となっている時代です。大学を出ても約2割が安定した仕事に就いていない現実があります。単なる受験学力ではなく、「何のために大学へ進学するのか」をシッカリ捉えさせるキャリア教育に力を入れ、「本物の学び」を追求しています。
自分に合った学校選択が、受験において重要なことは言うまでもありません。多くの学校が集う私学展がそのお役に立てるものと確信しています。