雲雀祭1日目
生憎の朝からの雨、8時前には上がったものの、開会式は放送で行いました。生徒会長の「第48回雲雀祭の開会式を宣言します」の言葉の後、高校3年生は校庭で昨日から用意したテントを所定の位置に移動させ模擬店の準備に、高1・2は音楽コンクールのため講堂へ、中学生は展示会場へ移動と、文化祭はスタートしました。
クラスや教科・クラブの展示はあすも引き続き行われますが、講堂での舞台発表はきょうとあすでは内容が違ってきます。9時から始まった高校の音楽コンクールは超満員で立ち見が出ていました。スポットライトを浴びて熱演が繰り広げられている舞台とは対照的に、薄暗い客席のあちらこちらには、ほのかに光る小さな液晶の画面が見えます。息を凝らしてブレないように注意しながらビデオ撮影をする保護者の姿です。
音楽コンクールは高校・中学と分かれて行われますが、どのクラスも本気で金賞を目指して頑張っている姿がよく現れていました。毎年のことだと思われますが、きょうの舞台に立つまでに、クラスで様々な葛藤や困難があったはずです。それを乗り越え、皆が目標実現に向け力を合わせている姿が感じられるところに、聴いているものの心を打つものがあるのだと思います。高校・中学とも上級生が金・銀・銅の各賞を独占しました。負けられないという意地もあるかもしれませんが、こうするんだという「思いの強さ」が、私には感じられました。
今年も感動の音楽コンクールでした。全てのクラスに心から賛辞の拍手を贈ります。