北海道からの贈り物
今朝、クール便で北海道からスイカが送られてきました。段ボールの中にはよく冷えたスイカ4個と写真に手紙が入っていました。高校2年生が6月の修学旅行でお世話になった農家さんから送られてきたものでした。
修学旅行では4〜5人が各農家にファームステイすることになっています。それぞれの農家さんの家族の一員となり、仕事を手伝う農業体験をすることになります。わずかな日数ですが、一緒に生活することによって得る体験は生徒たちにとってかけがえのない思い出となるようです。ましてや、その時の作業がこのように大きく実を結び成果として手元に届けられると尚更のことです。その他にも、「感響プログラム」の一つとして植樹による森の再生を行っています。占冠村に「雲雀丘の森」が誕生しているのはその成果の現れです。名所旧跡や観光地を巡る旅行も思い出に残るものとなるでしょうが、自分たちの行った作業や行為が形として後々にまで残るものは一層素晴らしいものになることでしょう。
学校生活や数日後に迫った文化祭に追われ、記憶の彼方に行きかけていた修学旅行を思い出させてくれる心温まるスイカの贈り物でした。