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実りの秋に向けて

 記録尽くめの猛暑の夏が終わり、残暑もさぞ厳しいことだろうと覚悟していましたが、台風の影響による長雨が過ぎ、一気に空気が入れ替わり季節が進んだようです。日中は暑いものの蒸し暑さは和らぎ、朝晩はめっきり涼しくなりました。「暑さ寒さも彼岸まで」といわれます。まだまだ暑い日が続くかもしれませんが、彼岸を待つまでもなく、例年より早く涼しくなりそうな気配です。文化祭の代休も終わり、きょうから授業が再開です。
 高3年生はきょうから二学期の講習をスタートさせました。通常の授業の前後の時間、0限目や7・8限目、土曜の午後に行うものです。開講される講座数は、5教科37講座に及びます。難関国立大を始め国公立大や私大向け、センター対策や二次対策など、内容は生徒の進路実現を目指す工夫がなされています。延べ740名を超える生徒が受講希望を出しています。平均すると1人が3講座を希望していることになります。講習とともに独自の課題に取り組み進路を切り拓いてくれることと信じています。他学年も同様、学習面だけでなく部活動における技術向上、全人的成長を目指し様々な取り組みを展開することになります。
 春から夏にかけてたっぷりの水と太陽を受けて成長した植物は実りの秋を迎えます。学校生活においても、一学期から夏休みを経て得た成果や明らかになった課題に取り組み、大きく成長するのが二学期といえます。