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生徒会

 汗ばむ陽気のなか、全校生徒集会を行いました。先週に続いての開催となります。
 「きょうは全校集会です。早く校庭に並んで下さい」。生徒会役員の声でしょうか。登校してくる生徒に呼びかけている声が職員室まで聞こえてきました。8時30分のチャイムが鳴った時には1400名を超える全校生徒が校庭に集合していました。高校生よりも早く、中学生は整列完了していました。聞くところによりますと、きょうの集会に、時間までに集合できるようにしようと、各学年のC組の学級委員が他のクラスに呼びかけていたそうです。なぜC組なのかというと、各学年5クラスの真ん中のクラスだからだそうです。なるほどと感心した次第です。
 後期の生徒会役員と各種委員長が決まり、体制が整いました。後期は体育大会や文化祭といった全校的な行事はありませんが、クラスを基礎にした活動を展開する重要な役割があります。クラスで生起する諸問題を話し合い、解決していくなどの活動を展開していくことになります。学校は言うまでもありませんが、「学びの場」です。授業を中心とする教科の学習、クラスやクラブでの集団生活を通しての人間的成長を目指す学びなど様々な学びがあります。また、生徒のなかにある様々な意見を「生徒を代表する意見」としてまとめあげていく組織的な活動を体験し学んでいくこともあります。これらの活動を通じて、生徒自らの手で学校の文化や規律を作っていくことになります。
 生徒集団の自治、これを高める役割は生徒会が担っています。今朝の生徒集会に向けての中学生の学級委員や生徒会役員の活動はその第一歩と言えます。