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中3はいよいよ研修旅行

 中学3年生の研修旅行が間近に迫ってきました。先日は、昨年の事前学習でもお世話になった沖縄美ら島財団(「美ら海水族館」を運営)の佐藤先生をお招きして「環境講座」を行い、先生の専門であるサメはもちろんのこと、沖縄の海やサンゴなど多くのことを学びました。事前の学習をシッカリ積んで出かけると、現地で見るものの見え方も違ってくると思います。
 また、研修先では、「はいさい」、「はいたい」、「にふぇーでーびる」、「めんそーれ」など、沖縄独特の言葉を耳にすることになります。私たちが使う言葉には「a・i・u・e・o」と5つの母音があります。それが、沖縄の言葉で短母音・長母音として使われるのは「a・i・u」の3つで、「e・o」は長母音だけに使われると言われています。ですから、「e」が「i」に、「o」が「u」にかわるので、「こころ(kokoro)」が「くくる(kukuru)」に、「ことば(kotoba)」が「くとぅば(kutuba)」に、子どもは「わらべ(warabe)」と言いますので「わらび(warabi)」になります。他には、「キ」が「チ」にかわるので、「おきなわ」が「うちなー」になるようです。伊江島の農家で2泊お世話になります。この機会に沖縄の言葉について調べてくるのも面白いかも知れません。
 沖縄研修旅行は中学生活最後の大きな行事です。仲間と思い出を作ることも大切なことですが、平和や環境について学ぶと共に、その土地の文化・風習や言葉について学ぶ研修旅行であって欲しいと思っています。