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進路を切り拓く正念場

P1060875.jpg 穏やかな日和が続いていますが、黄金に輝くオオイチョウも目映いばかりに輝く落ち葉を一面に敷き詰めています。師走入りから5日目を迎えました。きょうは世紀の天体ショーと騒がれたアイソン彗星を地上で観測されると予測された日でもあります。残念ながら、太陽の近日点でその大部分が融けてしまったようで、肉眼での確認は期待できないようです。
 あすで期末考査も終わり、週末の7日は今年度最後の高校入試説明会です。本校では、考査が終わった午後からの時間を使い、きょうとあすの2日間は高3の進路検討会を行います。一人ひとりの進路を検討していきますので2日間とも夜遅くまでかかりそうです。高校入試を迎える中3生にとっても、私学を専願にするのか併願にするのか、公立の前期をどうするのかなど進路決定の詰めの段階に入っていると思います。中学入試、高校入試に大学入試と、どれも同じことで、今の力で「行ける学校」を選ぶだけでなく、「行きたい学校」はどこなのか、その目標に対して今の到達点はどこで何が足りないのか、それを克服する可能性と決意はどうかなどを考えて決定することが大切です。
 中学入試、センター試験まで一ヶ月余。高校入試まで二ヶ月余です。ここをどう乗り切るか。進路を切り拓く正念場、試練です。「神様は乗り越えられる試練しか与えない」といわれます。乗り越えようとしないから乗り越えられないのであり、試練は乗り越えられるものです。「試練を乗り越えたものに、喜びは来たる」。その時を目指して頑張りましょう。